フェルスタッペン、フレキシブルフロア規制を喜ぶメルセデスに疑問「一番やわらかいの彼らだよね?」

 

 FIAは、今季のF1マシンから過度のポーパシングを根絶するため、第12戦フランスGPから新たな対策を導入する予定だ。マシンの振動に対する制限を設ける他、フレキシブルフロアの取り締りも強化されるようだ。
 FIAは一部チームがアンダーフロアとプランクのたわみ制限に関するルールを巧妙に掻い潜り、2mm以上たわませているのではないかと疑っているのだ。
 これによりプランクが摩耗したり、フロアの底づきによるバウンシングを誘発するリスクを下げつつ、より低い車高で走行しダウンフォースを向上させることができるというメリットを生む。
 F1の技術諮問委員会でそうしたトリックを駆使しているチームがいる可能性が明らかになった際、一部チームはそれに驚愕したようだ。
 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは次のように語っていた。
「FIAが前回の技術諮問委員会でこの話を持ち出すまで、誰も考えていなかったんだ」
「レギュレーションに書かれていること、レギュレーションの意図はかなり明確だ。つまり、レギュレーション以上にフロアをたわませることに議論の余地はない。だから、控えめに言ってもちょっとした驚きというか、衝撃なんだ」
 メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、フレキシブルフロアのトリックが規制されることで、他のチームの足を引っ張り、より公平に戦うことができるようになると考えているようだ。
「この件が明るみに出たとき、おそらく我々が利用できていなかったチャンスがあることに気づいたんだ」と彼は言う。
「だから、クルマをどう走らせるかという点では我々に影響はない」

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