ペレス、クラッシュで予選20番手「自分にがっかり。タイトル争いにおいて大きな痛手」シャシー交換の可能性も/F1第7戦
2023年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスはQ1序盤にクラッシュし、その後の走行が不可能になり、20番手という結果に終わった。
Q1でのフライングラップ2周目、ペレスはサン・デボーテ入口でコントロールを失い、コーナーアウト側のバリアにヒット、マシンの左サイドに大きなダメージを負い、コース上でストップした。
チーム代表クリスチャン・ホーナーは、「右側を走っていたアルピーヌに気を取られたのだとしか考えられない。それでターン1に関してミスジャッジをした。これについて彼は自分自身を責めることだろう」と、Formula1.comに対して語った。
「予防的措置でシャシーを交換しなければならないかもしれない。マシンを詳細にチェックしてから判断を下すことになるが」
「(2018年に)マックス(・フェルスタッペン)が同じポジションからスタートし、トップ10に入るのがやっとだった。つまりチェコにとって、ポイントを獲得することが明日の目標になるだろう」
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 2番手(1分12秒849:ソフトタイヤ/24周)
予選 20番手(Q1=20番手1分13秒850:ソフトタイヤ)
今日は自分自身に本当にがっかりしている。予選はうまくいきつつあった。マシンバランスに満足しており、Q1ではいつもどおり、新しい限界を見つけようとしていた。コーナーに入っていった時にリヤエンドのコントロールを失い、それがかなり遅いタイミングで起きたために、行き場がなく、コーナーをカットすることも、抜け出すこともできなかった。それでウォールに接触した。自分がしたことが信じられない。
今はこのミスを受け入れることが難しい。言葉もないが、ただただチームに対して申し訳なく思う。彼らにふさわしい結果を出すことができなかった。
マシンのダメージを正確に調べてから、明日のレースに向けていくつか決断を下す。
今日はポールポジション争いに加わりたかった。大きなチャンスだったので、本当にがっかりしている。僕にとってはチャンピオンシップの面で大きな打撃になった。大量のポイントを失うことになるからね。
通常のレースであれば、明日の決勝で何かしようと思っても、難しいだろう。マシンは速いけれど、このサーキットを今の幅広いマシンで走ると、オーバーテイクはほぼ不可能だ。ポジションを上げていくのは困難だろうが、あらゆることを試してみるよ。
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