フェラーリの戦略にサインツJr.が不満「もうちょっとピットイン待てたんじゃ?」
フェラーリのカルロス・サインツJr.は、F1モナコGPの決勝レースにおける戦略決定に不満を持っており、もう少し辛抱強く待てたのではないかと考えている。
サインツJr.は4番手から決勝レースをスタートさせると、序盤は順当にポジションをキープ。前を走るエステバン・オコン(アルピーヌ)との間で軽い接触があり、フロントウイングに軽いダメージは負ったが、表彰台を争う位置を走行していた。
ただサインツJr.のレースはピット戦略が上手く機能せず、逆転とはならなかった。
レース中盤の33周目、前を走るオコンはミディアムタイヤが厳しくなってきたことからピットイン。そのタイミングでフェラーリも反応し、ハードタイヤを履くサインツJr.をピットへ呼び戻した。
オコンへのオーバーカットを狙いつつ、既にピットインしていたルイス・ハミルトン(メルセデス)をカバーするこの作戦だったが、結局サインツJr.はオコンの後方でピットアウトする形となった。
サインツJr.はこの戦略に怒りをあらわに。オコンの後ろでコース上に戻った際、「なんてこった! 話してたことそのまんまだよ!」と、サインツJr.は無線でチームにエキサイトし、さらにピットストップの理由について聞かされると「ハミルトンのことなんて気にしてないよ」と続けた。
そしてレース後、サインツJr.はハードタイヤでもう少し引っ張るように我慢できたかもしれないと戦略を振り返った。
「常にオコンを追いかけて、接触があったりイベントがたくさんあるレースだった」
サインツJr.はそう語る。
「ハードタイヤをうまくセーブできていたんだ。それで彼のピットストップが遅かったようで、僕はインラップを飛ばして、オーバーカットを狙うことになった」
「僕のペースを考えると、もう少し耐えることができたかもしれない。でも、実際こんな感じになった」
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