フェラーリのル・マン24時間レース優勝を喜ぶルクレール。将来的な出場を熱望「やらない理由なんてない」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、先週末にル・マン24時間レースでフェラーリが歴史的勝利を飾ったのを目の当たりにし、将来のある時点でル・マンに挑戦したいと述べている。
ルクレールは土曜日から日曜日までサルト・サーキットにいて、100周年を迎えたル・マン24時間耐久レースに挑むフェラーリAFコルセを応援していた。チームの50号車を駆るのは、ルクレールの親しい友人でポールポジションを獲得したアントニオ・フォコだった。フォコは夜間の修理で遅れをとって表彰台争いからは脱落してしまったが、トヨタのセバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮組と死闘を繰り広げたフェラーリの51号車のアントニオ・ジョビナッツィ、ジェームズ・カラド、アレッサンドロ・ピエール・グイディ組が優勝を飾った。
フェラーリのハイパーカー499Pは目覚ましい勝利を収め、チームにとってサルト・サーキットで10回目にして1965年以来となる総合優勝をもたらした。
「本当に素晴らしい気持ちだ。特にフェラーリが優勝したからね」とルクレールは、レース後にル・マン初訪問について尋ねられて語った。
「長い年月が経った後の信じられないようなカムバックで、本当に特別なものだった」
「僕はここに応援に来たけれど、とにかくフェラーリが勝ったことをとてもうれしく思っている。信じられないような経験だった」
5度のグランプリ優勝経験を持つルクレールは必然的に、モータースポーツの耐久レース最高峰に出場したいかどうか尋ねられた。ルクレールは、F1でのライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と同様に、将来挑戦することを熱望している。
「やらない理由なんてないよ。やってみたいね。これは僕の人生のどこかで、間違いなく素晴らしいイベントになる。いつになるかはわからないけれど、やりたいことのリストに入れたい」
「繰り返しになるが、今日のフェラーリの仕事を心から誇りに思う。すごいものだ」
元アルファロメオのF1ドライバーで、ル・マン優勝者のアントニオ・ジョビナッツィによると、フェラーリの総合優勝はチームの期待を上回るものだったという。
「本当に特別なことだ。僕たちがこのマシンを初めて走らせてから1年も経っていない」とジョビナッツィはレース後に感情が高ぶるなかで語った。
「ここにいるのは素晴らしいことだ。24時間を乗り切ることができるとは思っていなかったが、チーム全体が最高の仕事をした」
「50年後に僕たちは戻ってきた。本当に誇りに思う必要があるよ」
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