開幕戦から差は縮まっていない? レッドブルF1、アップデート投入メルセデスの攻勢を楽観視

 

 レッドブルF1は、ライバルであるメルセデスが大型アップデートを投入し、前進していることを認めつつも、相対的な差という点では差を縮められていないと考えているようだ。
 メルセデスはスペインGPで今季マシン『W14』に新たなサイドポンツーンやサスペンションなどといった大規模なアップデートを投入し、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルがダブル表彰台を獲得。残りのシーズンに向けて、明るい展望を抱くことができる結果となった。
 ただレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ライバルチームの状況を冷静に見る必要があると考えている。
 ホーナーは、メルセデスがスペインGPで投入したアップデートに開発予算を大幅に割いたことで、残りのシーズンでアップデートを行なう余裕があまり残っていないのではと指摘。さらに、開幕戦バーレーンGPとスペインGPを比較すると、ライバル勢との相対的な差は縮まっていないと彼は示唆している。
 実際バーレーンGPでは、2位のセルジオ・ペレス(レッドブル)から3位のフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)までは26秒差、スペインGPでは優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)から2位のハミルトンまで24秒の差があった。
 motorsport.comがホーナーに対してメルセデスの進歩度合いを尋ねると、彼は次のように答えた。
「確かに、彼らは一歩前進した」
「ただ、彼らは“Bスペック”のマシンを投入したのだ。開発予算のかなりの割合をそれに使ったはずだ」
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