アルピーヌF1のリヤウイングが左右にユラユラ……カナダGPでライバルから危険性指摘も「大丈夫だと確信していた」とチーム代表

 

 F1カナダGPの決勝レース終盤、アルピーヌのエステバン・オコンのA523に搭載された後方カメラは、走行中にリヤウイングが左右に大きく振動する様子を映していた。
 オコンの後方を走ったマクラーレンのランド・ノリスは安全性に問題があると指摘していたものの、アルピーヌのオットマー・サフナウアー代表は問題なく走りきれると考えていたという。
 FIAはボディーワークの緩みなどの問題が発生した場合、安全かどうかを判断するのはチーム側に委ねられるとしている。アルピーヌはオコンのリヤウイングを安全だと判断し、最終的にオコンは8位でチェッカーを受けた。
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 motorsport.comがウイングについてサフナウアーに尋ねると、彼は次のように答えた。
「後知恵とは素晴らしいモノだ」
「(リヤウイングは)脱落せず、そのままだった。あのウイングは我々が設計して、製造したモノだ。どう壊れるかは、おそらく我々が一番分かっている。落ちなかったので我々はハッピーだ」
「我々は研究開発でそういったテストを行なっている。その取り付け方ゆえに、壊れ方を見て、どう外れるかを理解しているのだ」
「我々が行なった全てのテストで例外がなかったことに満足している」
 またサフナウアーは、チームがレースコントロール側とも話をしたと語っている。
「それについて話し合いを行なった。FIAも我々のところに来て、リヤウイングが動いているように見えると言われた。我々も確認して協議を行なった。残り数周の時点では、大丈夫だと確信していた」
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