【SNS特集】F1カナダGP:レジェンドのヘルメットで登場のルクレール。フェルスタッペン、セナに並ぶF1通算41勝目

 

 日本のF1ファンにとってはリアルタイム視聴が非常にツライ、アメリカ大陸のグランプリ。過去には意外なウイナーが誕生したり、シーズンの流れが変わることが多かったカナダGPでも、マックス・フェルスタッペンの強さは変わらなかった。モントリオールの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。
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昨年の開幕戦からの直近30レースで21勝。フェルスタッペンがアイルトン・セナに並ぶF1通算41勝目を達成した。

セナが最後の勝利となる41勝目を挙げたのは、今からちょうど30年前の1993年。当時のF1ファンはセナのタグホイヤーに憧れた。

そして、レッドブルF1にとっても、このカナダGPの優勝はF1通算100勝目の記念すべき勝利となった。

さらにエイドリアン・ニューウェイがデザインしたマシンの200勝目でもあった。

見事にチャンピオンが揃った表彰台。フェルスタッペン41勝。ルイス・ハミルトン103勝。フェルナンド・アロンソ32勝。ニューウェイ200勝。全員合わせて376勝の豪華な顔触れとなった。

フェラーリF1シャルル・ルクレールは伝説のドライバー、ジル・ビルヌーブのカラーリングのヘルメットでカナダGPに登場。

「事前に家族に連絡がなかった」とジルの息子で1997年のワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブがインスタで苦言を呈したためにルクレールは一旦ヘルメットの使用を控えたが、ジャックの母でジルの妻、ジョアン・ビルヌーブとジャックの妹メラニーに直接謝罪したことで問題は解決した。

■アルボン入賞で狂喜するウイリアムズ

レッドブルF1セルジオ・ペレスは、日本でも6月30日から公開される「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」仕様のヘルメットを披露。インディ・ジョーンズのハットが似合っている。

この週末、戦える手応えを掴んでいたアレクサンダー・アルボンは1ストップ作戦を完遂。見事P7でフィニッシュ、チームに貴重なポイントをもたらした。

「オレたちは、こんな瞬間のために戦っている」とウイリアムズF1のスタッフの表情がすべてを物語っている。

アルファタウリF1で5年半デジタルコンテンツを担当していたジョシュ・クルーズがこのレースを最後にチームを去ることになった。角田裕毅もこれまで仲良くしてきたジョシュと一緒にセントローレンス川にお別れのダイブ。

開幕戦以来となる今季2度目の入賞を果たしたアルファロメオF1バルテリ・ボッタス。F1ぽくないカナダGP用のヘルメットデザインがかわいい。

一週間前、ル・マン24時間でフェラーリに58年ぶりの勝利をもたらしたアントニオ・ジョビナッツィがカナダGPを訪問。フェラーリF1だけでなく、古巣アルファロメオF1のスタッフからも偉業達成の祝福を受けていた。

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