F1オーストリアGP FP1:フェルスタッペンが最終盤にミディアムでトップタイム。フェラーリ勢が2、3番手に続く
2023年F1第10戦オーストリアGPのフリー走行1回目が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は15番手だった。
この週末は今シーズン2回目のスプリントが行われる。そのためフリー走行はこの1回のみとなり、各チームにとって非常に重要なセッションとなる。気温27度、路面温度46度というコンディションで現地時間13時半にセッションがスタートした。
開始直後から各車ハードタイヤ、ミディアムタイヤでコースイン。体調不良により木曜日のメディア対応をキャンセルしたセルジオ・ペレス(レッドブル)も無事に出走している。セッション序盤は1分6〜8秒台のタイムが並び、ハードのフェルスタッペンが1分6秒416でトップに立った。ミディアムの角田は1分7秒161で一時5番手につけた。
その後ルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェルスタッペンを0.1秒上回り、ハミルトン、フェルスタッペン、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)というトップ3でセッションの折り返しを迎えた。この時点ではウイリアムズの2台だけがソフトで走行しており、アレクサンダー・アルボンは1分6秒794で5番手につけている。
セッション中盤は各車ロングランに取り組み、残り20分のあたりで一度ピットに戻る。その後終盤に向けソフトタイヤを投入するが、そんななかフェルスタッペンやアロンソ、ペレスはミディアムで走行を続けた。ソフトのルクレールは1分6秒209でトップに立つが、フェルスタッペンが1分6秒084でわずかにルクレールを上回り、ペレスも3番手に続く。直後にサインツが1分5秒983でトップに浮上した。
フェルスタッペンは最後に6周走ったミディアムで1分5秒741というタイムをマークし、FP1をトップで終えた。2番手にサインツ、3番手にルクレールというトップ3となり、4番手以下はハミルトン、ペレス、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)と続き、8番手アロンソは1セットのミディアムでこのセッションを走り切った。9番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、10番手は周冠宇(アルファロメオ)となっており、角田は1分6秒985で15番手だった。
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