リカルド、アルファタウリからのF1復帰は望み薄? トスト代表「起用するのは誰も準備できていない場合のみ」

 

 アルファタウリのフランツ・トスト代表は、F1復帰を模索するダニエル・リカルド起用の可能性について言及。彼を選択肢に加えるのは、レッドブル育成ドライバーにF1デビューする準備が整っているドライバーがいない場合のみだと語った。
 2022年にマクラーレンのシートを失ったリカルドは、レッドブルのサードドライバーを務め、2024年のF1復帰を目指している。現在はルーキーのニック・デ・フリーズが期待されているようなパフォーマンスを見せられていないこともあって、彼がアルファタウリのシートを獲得するのではないかと取り沙汰されている。
 しかしながら、レッドブルはアルファタウリを常に若手ドライバーのトレーニングの場だとみなしており、トストはF1デビューの準備ができている育成ドライバーがいないと判断されない限り、それは変わらないと言う。
 リカルドが来年に向けてアピールする可能性があるかという質問に対し、トストは「フィロソフィーは非常に明確だ。パフォーマンスで決まる」と語った。
「もちろん、チームの哲学は若いドライバーを育てることだ。だがもし若手ドライバーが今いないのだとしたら……」
「これから良い若手ドライバーが出てくるだろう。岩佐(歩夢)は良い仕事をしているし、(アイザック)ハジャーも良い仕事をしている。だがシンプルに彼らにとってはまだ早すぎるんだ」
「我々のチームに入るタイミングが早いのか遅いのかを見ている。しかしそれが早すぎるのであれば、別の解決策を見つけなければならない」
「しかし、これについては今のところ議論されていない。チーム内はいつも通りだ」
 現在、レッドブルのリザーブドライバーを務めるのは日本のスーパーフォーミュラでランキング2番手につける活躍を見せているリアム・ローソンだ。彼についても、トストは準備が整っているかを見極める必要があると言う。
「リアムは昨年アブダビ(タイヤテスト)で我々のためにドライブしたとき、良い仕事をしてくれた」
「そして彼は現在、日本でも良い仕事をしている。(スーパーフォーミュラは)かなり厳しいチャンピオンシップだからね。そして私が言ったように、これはパフォーマンスの問題なんだ」
「どのドライバーが十分に成熟し、十分な教育を受け、F1マシンに乗る準備が整っているかを見極めなければならない。それはこれからわかることだ。現時点では何も決まっていない」
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