2023年F1第10戦オーストリアGPスプリント トップ8ドライバーコメント(1)
2023年F1第10戦オーストリアGPのスプリントが行われ、5〜8番手のドライバーが土曜日を振り返った。5〜8番手のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
スプリント=8番手
今日のコンディションはトリッキーだったので、15番手からほぼ7番手の8番手まで順位を上げることができたのはうれしい。こういうコンディションでのドライビングには自信があるんだ。総合的に考えても堅実な結果だと思う。
まだ望むポジションからは遠く離れているけれど、今日のスプリントからは間違いなくポジティブな要素を見つけることができる。
シュートアウトは思いどおりには進まなかった。油圧の問題が生じてSQ2を走ることができず、スプリントをグリッド後方からスタートすることになった。スプリントレースで失うものはあまりないが、今日のようなウエットコンディションではマシンにダメージを与えるリスクが高いのは明らかだ。
明日は気温が上がってドライになるはずだから、レースのなかでポジションを上げていける自信があるよ。今日はマシンもペースも良かった。日曜に何ができるかを見てみよう。
■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
スプリント=7番手
今日はディラーノ(・ファン・ト・ホフ)のことを思いながらレースをした。今朝のスパ・フランコルシャンで起きたことは本当に悲劇で、彼の愛する人たち、そして彼を知るすべての人たちに心から哀悼の意を表したい。
僕の今日のレースでは、シャルル(・ルクレール)、ランド(・ノリス)、ジョージ(・ラッセル)と最後までバトルができてよかった。チームはコンディションにうまく対処してくれたし、土曜日に2ポイントを獲得できてうれしい。今は明日のグランプリに気持ちを切り替えている。レースでは順位を挽回していかなければいけないけど、いいレースができる自信があるよ。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
スプリント=6番手
今は何よりもまず嬉しい。スプリントで3ポイントを獲得できたのは僕らにとっては予想外だし、とてもポジティブな結果だ。
僕のインターミディエイトタイヤは次第に劣化していって、他のドライバーよりも後退することになってしまった。路面がスリックでもいけるような状態になったから、タイヤを替える選択をした。そしてこれが僕たちには正しい判断だった。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
スプリント=5番手
スパからのニュースを聞いてとても悲しんでいる。僕の思いは、ディラーノ(・ファン・ト・ホフ)の愛する人たちとともにある。ウエットコンディションのなかでハイスピードで走ると、サーキットによっては視界が非常に悪くなってしまう。でもこんなことが再び起こるのは受け入れられない。
今日アストンマーティンが2台で稼いだポイントに満足している。結果的にフェラーリより3点多く、メルセデスより8点多かったから、チームとしては素晴らしいスプリントになった。ランス(・ストロール)とのバトルは楽しかったし、フェアだった。僕たちがかなり接近したのは最終ラップのターン8だけだった。スリックタイヤに履き替えることも考えたけれど、フィニッシュまであと7周だったし、タイヤを交換した後続のマシンには十分なマージンがあると感じていた。ニコ(・ヒュルケンベルグ)が僕の1秒前でピットに入り、1秒後ろでフィニッシュしたことは、非常に接近していたことを示している。でも僕たちは正しい判断をすることができた。
明日はさらにポイントを獲得できるといいね。天気はよくなるはずだけど、7番手スタートなのでなんとかやれるだけのことをやってトップ5を目指したい。
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