映画『グランツーリスモ』、劇場公開日が決定。ゲームからプロへの道掴んだ実話描く……吹替版テーマ曲はT-SQUAREが担当

 

 ゲーマーからプロのレーシングドライバーへと転身した青年の実話を描く映画『グランツーリスモ』が、9月15日(金)から全国の映画館にて公開されることが決定した。
 1997年に初代が発売されて以降、シリーズを通して世界中で大ヒットを記録し続けてきたドライビングゲーム『グランツーリスモ』。映画版での筋書きは、ゲーム三昧の日々に父親から呆れられていた主人公“ヤン”が、グランツーリスモのトッププレイヤーをプロレーサーとして育成するために設立された「GTアカデミー」に参加するチャンスを得て、ライバルと競い合いつつレーシングドライバーとしての夢を掴むというモノだ。
 主人公の名前からも分かる通り、このストーリーは実際にGTアカデミーを卒業してプロへ転向したヤン・マーデンボローをモデルにしている。
 マーデンボローは、2008年に設立されたGTアカデミーを2011年に卒業し、2015年には日産のLMP1マシンでル・マン24時間レースに参戦。2016年から2020年にかけては日本でレースを行ない、国内最高峰カテゴリーのスーパーフォーミュラとスーパーGT・GT500クラスにも参戦した。
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 そのマーデンボローを映画で演じるのが、イギリス出身の28歳アーチー・マデクウィ。GTアカデミーを率いるダニー・ムーア役をオーランド・ブルーム、アカデミー生の教官であるジャック・ソルター役をデビッド・ハーバーが務める。
 映画の制作陣は、『第9地区』や『チャッピー』でおなじみのニール・ブロムカンプが監督を務め、『アメリカン・スナイパー』などに携わったジェイソン・ホールが脚本を担当する。マーデンボロー本人も共同プロデューサー、本人役のスタントマンとして映画製作に参加している。
 そんな映画グランツーリスモはアメリカで8月11日に公開された後、9月15日に日本でも上映が開始される。
 上映開始日の発表と共に、日本版本ポスターが解禁。プロトタイプマシンがあしらわれた映画の前売り券(ムビチケカード)も7月21日(金)から一般1,600円にて発売されることが明かされた。
 なお日本語吹き替え版では、日本のレース音楽の第一人者であるT-SQUAREがテーマ曲を担当する。
 フジテレビのF1レース中継のオープニングで使用された「TRUTH」や、初代グランツーリスモのメインテーマ曲として収録された「MOON …読み続ける

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