F1分析|イギリスGPで”ギリギリ入賞”だったフェラーリ。しかしレースペースは悪くない……表彰台返り咲きまであと一歩
F1イギリスGPを入賞ギリギリという成績で終えたフェラーリ。しかしそのレースペースを見てみると、それほど悲観する必要はないかもしれない。
フェラーリはイギリスGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、そしてマクラーレン勢2台に次ぐ4番手と5番手につけた。しかし決勝では、大きく後退。メルセデス勢だけでなく、後方スタートだったレッドブルのもう1台(セルジオ・ペレス)やアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ、さらにはウイリアムズのアレクサンダー・アルボンにも先行され、シャルル・ルクレールが9位、カルロス・サインツJr.が10位と、ギリギリ入賞できたという状況だった。
今シーズンのフェラーリは、特にレースペースに苦しむことが多かった。今回も結果だけを見れば、レースペースが不足していたように見える。しかし今回に限って言えば、彼らの足を引っ張った最大の要因はその”戦略”にあった。
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