アルファタウリ、ハンガリーGPでは”弱点”が隠されていた?「リカルドも問題にはしていなかったが……」

 

 F1ハンガリーGPは、ダニエル・リカルドにとってF1への復帰戦となった。しかしハンガロリンクの特殊なコース特性によりアルファタウリの今季マシンAT04の弱点が覆い隠されていたため、リカルドからの評価はお預けとなっているようだ。 リカルドはレッドブルからのレンタル移籍という形で、ニック・デ・フリーズの後任としてアルファタウリからF1に復帰した。 デ・フリーズはコーナー進入のエリアで苦戦していたが、リカルドもマクラーレン時代に同じようにブレーキングなどに苦しみ、好成績を残すことができなかった。 しかしリカルドは復帰初戦となったハンガリーGPで、チームメイトの角田裕毅を予選で上回り、決勝ではスタート直後に他車に追突されながらも、レース終盤にミディアムタイヤで40周以上を走ったことなどが功を奏し、13位でフィニッシュした。 アルファタウリのトラックサイド・エンジニアリングの責任者であるジョナサン・エドルズは、ツイスティなハンガロリンクのコース特性と気温の高いコンディションによって、マシンの操縦性の悪さが覆い隠されていたため、リカルドがマシンにどれだけ馴染んでいるか判断はできないと語った。「それは、今週末それほど問題になっていない。タイヤのグリップとダウンフォースがそれを隠していたからね」「ここでは最大限のダウンフォースと非常にソフトなタイヤを使うことができる。サーキットの特性上、今季最低の内圧で走ることができるんだ」 エドルズ曰く、最近行なわれたフロアの微調整やフロントウイング、リヤウイングなどのアップデートは、コーナー進入時のパフォーマンス向上を狙ったものだという。「今回のアップデートは、それに対処するためのものだ」「我々がそれを修正できたとは言わない。ドライバーたちはそれについてコメントしていないが、その理由は理解していると思う。だから我々はこの道を進んでいきたいんだ」 リカルドはまだ、マシンの挙動に関する重大な弱点や欠点は報告していないものの、ダウンフォースを増やす必要があるというフィードバックを行なったようだ。「ポジティブなのは、これまでのダニエルからのフィードバックで、我々の大まかな方向性を確認できたことだ」「彼は、我々みんなが知っているように、トップチームと比べて僕らにはダウンフォースが少し足りないと言っていた。ただ、今のところ具体的な大きな弱点があるとは言われておらず、クルマに大きな問題はないと理解している」Additional …読み続ける

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