角田裕毅、超高速スパ・フランコルシャンにどう挑む?  今週末はスプリント開催「週末に2回も予選ができるなんて素晴らしい!」

 

 F1前半戦最後の一戦となるベルギーGPを前に、アルファタウリの角田裕毅がコメント。スパ・フランコルシャンのような好きなサーキットで、週末に2度も予選を行なえるのは、素晴らしいことだと語った。 今年のベルギーGPは、土曜日の午後にF1スプリントを行なうフォーマットで行なわれることになっており、初日からいきなり予選を戦うなど、慌ただしい週末となる。また、予選前のわずか1回のフリー走行でセッティングを決めなければならず、これも各チームの頭を悩ませることになるだろう。 前戦ハンガリーでは、好スタートを決めて大きく順位を上げたものの、ピットストップでのミスや2回目のタイヤ交換のタイミングが遅れたことで、結局15位フィニッシュに終わった角田。ただそのハンガリーでは、ポジティブな兆候もあったという。「ハンガリーでは、クルマがある程度進歩したという明るい兆しがいくつかありました。でも、週末にそれを最大限活用することができず、スタートで大きく順位を上げられた以外は、僕にとっては素晴らしいレースにはなりませんでした」 角田はそうハンガリーGPを振り返った。「でもチームはそこから何かを学んだと思います。そういう意味では、すぐに次のレースに挑めるのは良いことです」 ベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンは、今では超高速サーキットのひとつに分類される。そういう意味では今季のアルファタウリのマシンでは苦戦を強いられそうだが、それでも角田としては、好きなサーキットを攻めるのは楽しみだという。「皆さんと同じように、僕もスパが大好きです。今乗っているクルマでは、できる限り直線スピードを稼ぎ、高速コーナーで可能な限り大きなダウンフォースを得られるようなセットアップを見つけることだと思います」 そう角田は言う。「今回がスプリントフォーマットであることも考えておく必要がありますが、僕は楽しみです。どんなサーキットでも、予選が本当に楽しいんです。そして、スパのような素晴らしいコースで、ひとつの週末に2回の予選セッションを行なえるのも、とても特別なことです」「コースによって、予選で味わえる興奮の種類が異なります。スパでは間違いなく、高速のジェットコースターのような興奮が味わえるんです」 なおスパ・フランコルシャンで7月はじめに行なわれたフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパbyアルピーヌのレースでは、オランダ人ドライバーのディラーノ・ファン・ト・ホフが亡くなる事故が起きたばかり。また2019年のFIA …読み続ける

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