フェルスタッペン最速。ピアストリ僅差の2番手【タイム結果】2023年F1第13戦ベルギーGPスプリント・シュートアウト

 

 2023年F1第13戦ベルギーGPのスプリント・シュートアウトが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。

 今年から導入されたスプリント・シュートアウトは、土曜日の午後に行うスプリントのグリッドを決めるためのセッションだ。通常の予選と同じ3セッションの形式で行われ、各セッションをSQ1、SQ2、SQ3と呼ぶ。時間はそれぞれ12分(20人)、10分(15人)、8分(10人)と予選より短い。

 スプリント・シュートアウトは現地時間12時から開始予定だったが、スタートディレイになり、12時35分にスタート。SQ1では各車インターミディエイトタイヤを履いている。走れば走るほど路面状況が改善されタイムも更新される状況で、残り5分を切ると上位勢のタイムは2分を切った。SQ1のトップは1分58秒135をマークしたフェルスタッペンで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続いた。角田は2分0秒568で16番手、SQ1敗退となった。

 続くSQ2開始時の天候は晴れだが、路面が濡れているためタイヤはインターだ。SQ1よりラップタイムは速くなっており、セッション序盤から1分56〜57秒台のタイムが並ぶ。終盤にはランス・ストロール(アストンマーティン)がミディアムタイヤを投入したが、「早すぎた」と無線で報告。ストロールはアタック中にターン9で止まり切れず、ウォールにクラッシュしてしまった。

 残り時間29秒のところで赤旗中断となったが、このままセッションは再開されないことが決定。ダニエル・リカルド(アルファタウリ)が11番手でSQ2敗退、12番手以下のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)、ストロール、アロンソの4人はタイムを記録できずスプリント・シュートアウトを終えた。

 SQ3では全車が新品のソフトタイヤを装着。1回目のアタックではハミルトンが1分51秒198でトップに立った。2周連続アタックをするマシン、クールダウンラップを挟むマシンと走行プランはわかれたが、最後にアタックを行ったフェルスタッペンがトップ、0.011秒差の2番手にピアストリ、3番手にサインツというトップ3となった。

■2023年F1第13戦ベルギーGPスプリント・シュートアウト 暫定結果

Pos. No. Driver Team Time Laps
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル・レーシング 1’49.056 14
2 81 O.ピアストリ マクラーレン 1’49.067 14
3 55 C.サインツ フェラーリ 1’49.081 14
4 16 C.ルクレール フェラーリ 1’49.251 14
5 4 L.ノリス マクラーレン 1’49.389 16
6 10 P.ガスリー アルピーヌ 1’49.700 15
7 44 L.ハミルトン メルセデス 1’49.900 16
8 11 S.ペレス レッドブル・レーシング 1’49.961 14
9 31 E.オコン アルピーヌ 1’50.494 15
10 63 G.ラッセル メルセデス 1’55.742 13
11 3 D.リカルド アルファタウリ 1’57.687 10
12 23 A.アルボン ウイリアムズ No Time 8
13 2 L.サージェント ウイリアムズ No Time 10
14 18 L.ストロール アストンマーティン No Time 9
15 14 F.アロンソ アストンマーティン No Time 6
16 22 角田裕毅 アルファタウリ 2’00.568 6
17 77 V.ボッタス アルファロメオ 2’00.951 6
18 20 K.マグヌッセン ハース 2’01.079 7
19 24 周冠宇 アルファロメオ 2’01.430 7
20 27 N.ヒュルケンベルグ ハース No Time 6
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