リンスのホンダ離脱、マルク・マルケスは驚き「マシンはそう悪くないと言っていたから特にね」

 

 8月2日、ヤマハはフランコ・モルビデリが今季限りでチームを離れることと、2024年からは新たにアレックス・リンスを後任として起用することを発表した。レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、リンスの決断について「驚かされた」と語っている。 リンスは2022年限りでのスズキの撤退に伴い、今季はLCRホンダからMotoGPに参戦している。しかしわずか1年で彼はヤマハへ移ることになった。 リンスはアメリカズGPで優勝し、ホンダ陣営で今季唯一のウイナーとなっている。しかし彼はホンダからのサポートなどが強化されない状況に不満を示してきた。 そして結果的にリンスはヤマハへの移籍を選んだわけだが、ファクトリーチーム所属のマルケスはわずか8レースでこの決断を下したことに驚いたと語っている。 motorsport.comのインタビューに応えたマルケスは、LCR側がヤマハとリンスの交渉を認めたことについて訊かれると、次のように語ていた。「驚かされたよ」「というのも、彼はホンダのバイクがそう悪いモノではなく、勝てると言っていたから特にね。これだけ短い期間で彼が別のメーカーに行くことを考えているのには驚かされた。だけどその決断は尊重する。」「彼はホンダのバイクが悪いと考えているというよりも、他のプロジェクトを探していたということだろう」 なおリンスはイタリアGPでの負傷により、サマーブレイク明け初戦となるイギリスGPを欠場することが決まっている。代役にはWSBK参戦中のイケル・レクオナが起用されており、彼の評価次第ではLCRホンダでリンスの後任として来年から起用されると見られている。Additional …読み続ける

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