レッドブル代表とペレス、予選Q3後の不穏な無線の背景には「冗談があった」と明かす/F1第13戦
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とセルジオ・ペレスは、F1第13戦ベルギーGPの予選の終わりに交わされた無線での興味深いやりとりについて、冗談が背景にあることを説明した。このやりとりについてはソーシャルメディアで憶測が飛び交っていた。
ペレスはQ3をチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとフェラーリのシャルル・ルクレールに次ぐ3番手で終えた。ホーナーはすぐにペレスのパフォーマンスを称賛したが、ペレスは「ああ、これで話をしてくれるんだね……」と答えた。
するとホーナーは、「話をするよ。トップ5と言ったはずだ。猛攻撃だったよ!」とからかった。その後の数分間でこのやり取りはソーシャルメディアを混乱に陥れ、ファンたちはホーナーとペレスの不和について考えを巡らせていた。
日曜日のベルギーGPの後、ペレスは不可解なやり取りの瞬間と、彼とホーナーの間で何が起きていたのか明らかにした。
「あれは冗談だよ」とペレスは語った。
「予選前に彼がやって来て言ったんだ。『君がトップ3に入らなかったら、残りの週末は口をきかないからな』ってね」
「だから、彼は週末の間も話しかけてくれたよ」
ホーナーは、後にこの逸話について次のように述べた。
「私は、彼がトップ5に入らなかったら口をきかないし、体のどこかをつねりあげてやると言ったんだ」
「これは効果があったようだから、ザントフォールトでまたやってみる必要がある」
真面目な話をすると、ペレスは5月のモナコで始まった散々なパフォーマンス不振の時期からようやく脱したようだ。ホーナーは、ハンガリーとベルギーでペレスが表彰台を獲得したことは、シーズン後半に向けた良い兆候だと考えている。
「この週末から大きな自信を得ることになると思う」とホーナーは語った。
「彼はフロントロウを獲得した。グランプリをリードし、2位でフィニッシュした。彼はドライバーズ選手権で紛れもなく2位にいる。だから彼はそのことから自信をつけるだろうと思う」
「チェコ(セルジオ・ペレスの愛称)は、マックスに災厄でも起きない限り、世界タイトルには手が届かないことをわかっていると思う。だから彼自信のパフォーマンスを最大限に発揮することが重要だ。後続のドライバーたちに負けずに、これから1年の終わりにかけて何度か優勝できるように挑戦するだろう」
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