アストンマーティンF1、イタリアGPのFP1でリザーブのドルゴヴィッチを起用
アストンマーティンF1チームは、F1第15戦イタリアGPのフリー走行1回目で、テスト&リザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチを走らせることを発表した。レギュレーションにより、F1各チームは、各車につきシーズンに1回、キャリアのなかでF1レースに出場した経験が2回以内のドライバーを起用しなければならない。
ドルゴヴィッチは、ランス・ストロールのマシンで、イタリアGPのFP1を走ることになる。2022年にFIA F2タイトルを獲得した後、ドルゴヴィッチは、アストンマーティンのリザーブドライバーに就任、その年のF1アブダビGPでFP1デビューを果たした。
今年のプレシーズンテストでは、ドルゴヴィッチは負傷したストロールの代役を務め、今季型AMR23を走らせた。また、2021年型AMR21でのテストで、シルバーストン、バルセロナ、レッドブルリンクを走り、F1マシンでの経験を重ねてきた。
マイク・クラック代表は「フェリペにAMR23をドライブする機会を再び提供できることをうれしく思う」と語った。
「彼はプレシーズンテストで能力を発揮し、チームがマシンの初期開発を行う上で大きく貢献した。モンツァはフェリペにとって、エンジニアやメカニックと緊密に連携して働き、チームにとって重要なセッションで自信を深めていく機会になる。協力し合って、このセッションを最大限に活用していきたい」
ドルゴヴィッチは、今年初めてのFP1出場について、チームやスポンサーに感謝するとともに、次のようにコメントした。
「AMR23に再び乗るのが待ちきれない思いだ。プレシーズンテストで運転したときのマシンの感触は素晴らしかった。それ以来どのように改善されているか、とても興味深い。これまで、マシン開発を助けるためにシミュレーターで多くの時間を過ごしてきた。そのため、シミュレーションと実際のマシンとの相関関係を理解することは、僕にとっても非常に重要なことだ」
「テストプログラムを通じて学んだことを実証する素晴らしい機会でもある。バーレーン以来、F1マシンでたくさんの距離を走行してきたので、どのようにしてチームに貴重なフィードバックを提供するかについて、より深く理解できるようになった」
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