Q1敗退後にトレーナーを押しのけたストロール。両者の間に「問題はない」と主張/F1第18戦
アストンマーティンのランス・ストロールは、F1第18戦カタールGPの予選後にトレイナーのヘンリー・ハウに八つ当たりした件について「何の問題もない」と述べている。
ストロールはカタールGPの予選を17番手で終え、4戦連続でQ1で敗退し、感情的になった。ピットに戻ったストロールはステアリングホイールを車外に投げ捨て、マシンを降りるとアストンマーティンのガレージの奥に向かった。
しかしハウは重量計測の義務を遵守するために、前方から出るよう主張した。その後の映像ではストロールが苛立たしげにハウを押しのけ、そのせいでハウの姿が物陰に隠れたように見えた。この衝動的な仕草はソーシャルメディアで広く批判を浴びた。
土曜日、この出来事について質問されたストロールは、状況は大したことではなく、取るに足らないものだったと語った。
「僕たちに問題はない。彼とは友だちだ」とストロールはメディアに語った。
「ともにフラストレーションを感じて乗り越えた。僕たちは大丈夫だ」
ストロールは自身の振る舞いについて、目下アストンマーティン陣営に溜まっているフラストレーションが端的に表に出たものだと語った。
「僕たちは型にはまってしまって、状況はよくなっていない。今やグループ全体にフラストレーションがあると思う。僕たちはもっとうまくやりたい、状況を改善したいと思っているが、今は苦戦しているだけということだ」
しかし、ストロールがチームメイトのフェルナンド・アロンソほどアストンマーティンのパフォーマンス不足にうまく対処できていないのは明らかだ。ストロールは、オーバーステアからアンダーステアになるマシンの変わりやすさに苦戦しているが、アロンソはこの特性にストロールよりもうまく対応できている。
「嫌な1日にはうんざりだ」とストロールは語った。「このことは変わらないよ」
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