予選結果さえ良ければ……ノリス、カタールGPで後輩ピアストリに“F1初優勝”先越され悔しさ滲ませる「2勝が狙えたはず」

 

 スプリント形式での開催となったF1カタールGP。マクラーレンのランド・ノリスはF1スプリントと決勝レースの両方で3位に終わった。グリッド次第では優勝を争うチャンスもあったとして、予選でのミスを悔やんだ。 金曜日に行なわれた決勝用の予選でノリスは難なくQ2を突破したものの、Q3ではトラックリミット違反によってラップタイムが2回抹消され、フロントロウスタートではなく10番手からスタートすることとなった。 また土曜日のスプリントシュートアウトでノリスはポールポジションを狙える走りを見せながらも、SQ3最後のアタックの最終コーナーでコースオフ。チームメイトでルーキーのオスカー・ピアストリにポールを奪われることとなった。 そのピアストリはF1スプリントでレッドブルのマックス・フェルスタッペンを抑えて優勝。決勝レースではないにせよ、F1で初優勝を上げた。 ノリスはそのF1スプリントで3位に終わり、決勝レースでも10番手からピアストリの後ろ3位止まりとなった。ちなみにノリスはF1で11回表彰台に上っているものの未勝利……昨今はレース開催数も増えているためあくまでも参考だが、現状ノリスはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)を抜いて最もポイントを獲得しながらも勝利がないドライバーとなっている。 ノリスはF1スプリントと決勝の両方で勝利を狙うチャンスがあったとして予選でのミスを悔やみ、金曜日の予選で「僕は時々***だ」とSワードで自身を批判した。「マックスがどれだけ予選で速く走れたかどうかは分からないけど、自分に正直に言うなら、今回はふたつのポールポジション、そして2勝を目指して戦えるはずだった」「でも、もし僕がもっと良い仕事をして、ミスをしなければ……だから僕はイライラしているんだ。何が起こせるか、何が達成できるか、それがふたつの勝利だと分かっていたんだ」「だから僕はマックスに戦いを挑み、少なくとも自分たちにそのチャンスをもたらすことができなかったと感じている」「とはいえ3位で僕はちゃんと満足している。でも頭の片隅では、今回はもっと上手くできたはずだったと思っている」 …読み続ける

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