MotoGP第17戦タイGPを4位で終えたマルク・マルケス（レプソル・ホンダ）は、ホンダを今季限りで離れることが決まっているものの、残るレースで攻めの姿勢を崩したくないと語る。　日本GP終了後、ホンダとの契約を早期終了させることを決めたマルケス。来年はグレシーニへ移籍し、現在グリッド上で最強と目されるドゥカティのマシンを操ることになる。　競争力のあるマシンに来年乗れるため、ホンダでの残るレースで無理をする必要はないとも思えるが、マルケスはそうは考えていないようだ。　彼はグレシーニで再出発を始めるために“ペースを維持し続けたい”と考えており、攻めの走りを見せたタイGPのようなやり方を残りのレースでも続けたいと語った。「もう決めたからね。だから”もし”については話すつもりはない」　ホンダがドゥカティのジジ・ダッリーニャ引き抜きに成功していたら、残留していたかという問いに、マルケスはそう答えた。「もう決まったことだ。そして今、見ての通り僕はより自由になっている。バイクにただ乗るだけ。何も気にすることがない」「そして、僕がやろうとしているのは、最後のレースまで激しさを維持することなんだ」「まあ、リザルトは良くも悪くもなるだろう。でもライディングで激しさをキープすることが僕の望んでいることなんだ。なぜならペースを維持して新しいプロジェクトに向かうためだ。十分かは分からない。でも少なくとも準備を整えていくよ」 …読み続ける