メルセデスF1、“ブラジルの奇跡”を再現できる保証はない? 昨年制したサンパウロGPでも「地に足をつけていたい」

 

 グラウンドエフェクトカーがF1に復活して以来、ドイツの巨人メルセデスはたった1勝しか挙げられていない。 その勝利を彼らが手にしたのが2022年のサンパウロGPだったが、今年もその勝利を再現できる保証はないとメルセデスのトト・ウルフ代表は語った。 今年、レッドブルを表彰台の最上位から引きずり降ろしたのはフェラーリのみ。メルセデスは未だ今季初優勝を追い求めている。 しかしアメリカGPで投入したフロアのアップデートが功を奏し、メルセデスの今季マシンのW14は続くメキシコシティGPでも有望なペースを示してきた。そして1年前のサンパウロGPを制したことから、今年のサンパウロGP優勝候補の一角だと考えられている。 ただウルフ代表は、マシンの長所と短所は昨年も今季も同じとは限らないとして、トップに立てるだけのパッケージを手にしていると信じることにあまり意味がないと語った。 W14で迎えるサンパウロGPが昨年よりもさらに良いモノになるという可能性を感じているか? と尋ねられたウルフ代表は次のように答えた。「正直なところ、分からない。昨年のパフォーマンスと今年のパフォーマンスに、ある程度の相関関係があるということはどのチームにも見られると思う」「しかし、その確固とした仮説を立てるに十分なデータがないんだ。両足で地に足をつけて、インテルラゴスでどうなるか見てみよう」 …読み続ける

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