角田裕毅 予選16番手「ペース不足の上、他車の後ろになり、マシンの力を発揮しきれなかった」/F1第21戦
2023年サンパウロGP(ブラジルGP)の金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はスプリント・フォーマットでの金曜予選で16番手だった。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返って次のように語った。
「ブラジルでシーズン最後のスプリントに臨むわけだが、金曜日を非常に順調に過ごしたとはいえない。フリープラクティス1では、予選用にソフトコンパウンドを温存するため、ハードとミディアムに主に焦点を当てながら、さまざまなセットアップの選択肢を探った」
「マシンに大きな問題や制限はなかったが、通常どおり、路面がまだグリーンなセッション序盤には、グリップが低かった」
「マシンにはそれなりの競争力があると感じていた。例年インテルラゴスでそうであるように、マシン同士のギャップは小さく、予選の新品ソフトタイヤでのランを裕毅は3回、ダニエル(・リカルド)は2回行った」
「走行ごとに改善していったが、今日はQ2に進めるだけのペースはなかった。ギャップが0.1秒以下だったことを考えると残念だ」
「自分たちにメキシコほどの競争力がないだろうことは分かっていた。だが、今日の結果以上のものを期待していた。データをチェックし、何が起きたのかを理解し、明日のスプリント・シュートアウトに向けて改善するために、パルクフェルメ規則の範囲内で変更を施す」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP1 13番手(1分12秒714:ミディアムタイヤ/29周)
予選 16番手(Q1=16番手1分10秒837:ソフトタイヤ)
今日はパッケージを最大限に活用できなかったと感じています。最後のラップでクリーンエアを得られず、それがラップタイムに影響しました。今日はペースが良くなかったので、何が起きたのか、どうすれば改善できるのかを見ていく必要があります。
すでにマシンのセットアップを大幅に変えることはできないため、楽な週末ではありません。明日と日曜に向けて、マシンからパフォーマンスを引き出すことが重要です。できる限り改善できるよう、ベストを尽くします。
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