WECタイトル連覇したトヨタ8号車、クラッチに問題を抱えながらも優勝「致命的なトラブルになりかねなかった」

 

 FIA世界耐久選手権(WEC)の最終戦、バーレーン8時間レースで優勝し、2年連続でチャンピオンに輝いたトヨタ8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組)だが、クラッチの問題に見舞われており、薄氷を踏むような勝利だったようだ。 今回、トヨタは予選を重視。タイトル争いを繰り広げる2台がフロントロウを独占することに成功した。ポールシッターの8号車が7号車との差を16ポイントに広げ、3位までに入れば他車の順位に関係なくチャンピオンに輝くという状況で決勝レースが幕を開けた。 しかしスタート直後の1コーナーへのブレーキングで、タイヤをロックさせたキャデラック2号車が7号車に追突。8号車が首位を独走する一方で、7号車が後方から追い上げる戦いを強いられたことで、タイトル争いはほぼ決したように見えた。 結局、7号車は2位まで追い上げたものの、47秒先にチェッカーを受けた8号車が昨年に続いてWECチャンピオンに輝いた。 しかしトヨタ8号車のレースも順風満帆だったわけではない。クラッチに問題が生じ、ピットストップのたびに数秒をロスしていたのだ。 TOYOTA …読み続ける

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