ペレス、表彰台逃すもスランプ脱出? アメリカ3連戦での復調は「基礎に立ち返ったおかげ」とレッドブルF1代表
インテルラゴス・サーキットにて開催されたF1サンパウロGPでレッドブルのセルジオ・ペレスは、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソに0.053秒及ばず表彰台を逃したものの、9月のイタリアGPで2位になって以来、最も競争力のある週末を過ごしたと言える。 復調傾向を見せるペレスについて、レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーはペレスが“基本”に立ち返った結果だという。 ペレスは市街地レースが多かったシーズン前半に2勝を挙げたものの、レースを追うごとにチームメイトのマックス・フェルスタッペンから差をつけられるようになった。そしてイタリアGP以降は表彰台にも届かないレースが続いた。 シーズン後半にはメルセデスのルイス・ハミルトンの猛追により、ペレスのドライバーズランキング2番手の座も安泰ではなくなった。 そんなペレスは南北アメリカ大陸3連戦の初戦であるアメリカGPを前に、イギリス・ミルトンキーンズのファクトリーで2日間に渡って集中的にシミュレータセッションを実施。そこで大きな進歩を遂げたペレスの前進は本物だとホーナー代表は語った。 それを裏付けるかのようにペレスは徐々にパフォーマンスを上げ、表彰台獲得も望める走りを見せた。「彼は素晴らしい走りをしたと思う」 サンパウロGPの週末を振り返ってホーナー代表はそう語った。「ターン2で少しふらついてしまったため、今回ストレートでかなり速かったフェルナンドにチャンスを与えてしまった。彼はベストを尽くしたよ」「でも、チェコ(ペレスの愛称)がルイスを上回ったことを考えると、彼にとって力強い週末になったと思う」「スプリントで3位、(決勝では)予選でイエローフラッグの影響を受けて9番手グリッドとなってから4位と、彼にとってはとても良いポイントになったと思う」 …読み続ける
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