F1モナコGPの将来は未だ決まらず。チーム代表らは「時代の流れについていくことが必要」と変化を求める
2022年のモナコGP開催が近づくなか、有名なモナコ公国市街地でのレースの将来については、いまだ何のニュースもない。モナコ自動車クラブとF1の間の契約は終了するが、すべてのレースのなかでも最も開催権料が低いこの有名なグランプリに対し、2023年カレンダーの枠が保証されていないことが、この数週間ほのめかされている。
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、モナコが適切な状況でのみカレンダーに残ることを願うと語った。
「モナコは明らかに、最もF1にとって重要な素晴らしいグランプリだ。しかしF1ではあらゆることが常に変化していて、永遠に変わらないものはない。我々は常に進化発展し、時代の流れについていくことが必要だ。時代において様式が変わるのなら変える必要があると思う。我々は過去に生きることはできない。だからリバティがあそこでやろうとしていることは正しいことだと思う。モナコが適切な状況でのみカレンダーに残ることを願っている」
またアルファロメオF1のチーム代表でありフレデリック・バスールは次のように述べた。
「確かにモナコは重要だ。我々はそれが歴史的なグランプリだと完璧に理解している。しかし結局のところ、このグランプリが昔ながらのままでい続けることはできない」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も、モナコGPには進化が必要だという意見に同意している。
「モナコなしのF1を考えることは想像できない。モナコはこのスポーツの王冠の宝石だ」
「しかしすべてのことは時間とともに進化する。ウィンブルドンがいい例だ。今では雨の時は屋根がある。モナコでは、スポーツが成長するように彼らも進化する必要がある。もしモナコがこれからカレンダーに登場する新しいサーキットだとして、『開催権料はすべてのサーキットのなかでも最低額で、オーバーテイクができないところへ行くことになる』と言われたら、決して受け入れることはできないだろう」
「伝統と歴史があるから我々はモナコを受け入れている。だが我々は進化すべきだと思う。もしそのままなら、時代に逆らうことになる。それはF1のすべての側面に当てはまることだ」
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