信頼性不足に苛立つフェルスタッペン……しかしレッドブル代表は心配せず「我々は強固なチームだ」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今季信頼性の問題に悩まされ、ここまで2度にわたってリタイア。フリー走行でも走行できないシーンもあった。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンが信頼性の問題が多発することに苛立っているように見えるのは、心配していないと語る。
フェルスタッペンは今季ここまで、5戦中3勝を挙げている。しかしそれ以外の2戦はリタイアに終わったこともあり、最大のライバルであるフェラーリのシャルル・ルクレールに19ポイント差をつけられドライバーズランキング2番手となっている。
この事態に、フェルスタッペンは苛立っているように見える。また彼の父親であるヨス・フェルスタッペンも、息子マックスが現状に「少し苛立っている」理由を、完全に理解できると語った。
しかしホーナー代表は、フェルスタッペンとチームの関係は協力であり、苛立っているのは勝ちたいと願う瞬間の熱気によるものだと語る。
「我々はチームであり、常に全員が一緒に戦っている」
そうホーナー代表は語った。
「我々は彼を後押ししており、そして彼も我々を原動力となって後押ししてくれている。昨年の最終戦を終えた段階で、今季の序盤にこれほど競争力があるとは思っていなかった」
ホーナー代表は、フェルスタッペンのドライビングをらためて称賛。昨年チャンピオンを獲得した戦いぶりを、今シーズンにも確実に引き継いでいると語った。
「彼は非常に成熟したドライビングをしている。本当に素晴らしい仕事をしていると思う」
そうホーナー代表は語る。
「マックスは昨年の段階で信じられないほどのレベルでドライブしていたけど、それを今年も続けているんだ」
しかしホーナー代表は、フェラーリとは大接戦であり、今シーズン中はずっとこの状況が続いていくと考えているようだ。
「彼ら(フェラーリ)とは、非常に接近していると思う」
そうホーナー代表はいう。
「できる限り良いレースをするため、全てを繋ぎ合わせているだけだ」
「今シーズンはまだまだ先が長い。そしてフェラーリとは、とても僅差だと思う。素晴らしいレースになっている。そしてシャルル(ルクレール)とマックスの間には、大きなリスペクトが払われているのが分かる」
「彼らはお互いにレースを楽しんでいるし、みなさんもそれを見ることができる。去年のような厳しい戦いがもう起きないことを望んでいたんだが……どうも今年もそれが続くみたいだ」
フェラーリは今週末のスペインGPで、大きなアップデートを行なう準備を整えている。ホーナー代表は、今週末が全然マイアミのようになるとは限らないと語る。
「ここまで常に接戦だった」
そうホーナー代表は言う。
「バルセロナは、全く新しい挑戦になるだろう。高速コーナーでは、フェラーリが速いことは知っている。だから、彼らに適したコースだろう。マイアミは我々に適したコースであり、それをしっかり機能させることができた。おかげで良い結果を手にすることができたのだ」
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