ハミルトン、予選6番手に落胆「マシンには3、4番手の速さがあったのに、力を引き出せずにいる」メルセデス/F1第6戦
2022年F1スペインGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは6番手、ジョージ・ラッセルは4番手だった。
チームは自分たちのマシンは予選よりも決勝での方が力を発揮すると予想している。チーム代表トト・ウォルフは「我々のマシンは予選用のマシンというよりはレース用のマシンだ。明日どういう展開になるか見ていこう」と語った。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 4番手(1分20秒002:ソフトタイヤ/18周)
予選 6番手(Q1=6番手1分20秒252:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分19秒794:ソフトタイヤ/:Q3=6番手1分19秒512:ソフトタイヤ)
今週末、僕たちは前進した。努力し続けてくれたチームを心から誇りに思う。マシンはストレートではバウンシングしなくなった。でもコーナーでは少し跳ねるから、引き続き改善に努める必要がある。
全体的に見て、2台揃ってQ3に進めたことはポジティブなステップだよ。ジョージのタイムを見ると、僕たちがトップとの差を縮めつつあることが分かる。
混乱したセッションだった。僕たちドライバーは、予選のアウトラップで与えられたデルタタイムを尊重するよう指示されていた。でもその指示に従っていないドライバーもいた。ガイダンスに従っていたマシンは、パフォーマンス上、不利を被った。計測ラップを開始する時点で、タイヤが高温になっていたからだ。このことについて、適切に調査してくれることを望むよ。
昨日走ったロングランはまずまずだった。決勝はとても暑いコンディションになるようだ。僕の目標は、6番手よりもポジションを上げることだよ。
(『BBC』に対して語り)このマシンには3番手か4番手のタイムを出せるポテンシャルがあるのに、僕はそれをマシンから引き出せていない。自分のドライビングの感覚では、それほど良い感じはしていない。できる限り努力しているけどね。
それでもまだ大きく外れている。マシンのリヤに自信を持つことができずにいるんだ。それにどう対応するべきなのかは分からない。これからどうするか分からないが、とにかく努力を続けて、解決に努めるよ。
でも今回持ち込んだアップデートは機能している。これからさらに進歩していけるだろう。次のアップグレードを楽しみにしている。パフォーマンスがさらに向上するだろう。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 3番手(1分19秒920:ソフトタイヤ/16周)
予選 4番手(Q1=4番手1分20秒218:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分19秒470:ソフトタイヤ/:Q3=4番手1分19秒393:ソフトタイヤ)
今日は正しい方向に踏み出せたと思う。チームにとって今シーズンここまでの予選でベストリザルトだし、レッドブル1台に勝つことができた。ようやく良いベースラインを得ることができて、ポジティブなセッションだった。
ポールを獲得したフェラーリとのペース差は相変わらず大きい。でも僕たちにはもっとうまくやれるポテンシャルがあった。タイヤが完璧なウインドウには入っておらず、特にQ3ではトリッキーな状態だったんだ。
長いレースになる。僕たちはレースでの方が力を発揮できると思う。周囲のマシンのなかには未知数な存在もあるけどね。
開発に関して言うと、僕たちはついに良いベースラインを得ることができたので、このままこのルートを進み、さらにパフォーマンスを見つけ出す必要があると思う。
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