サインツJr.、予選でのペレスとの衝突は”不可避”と語る「毎年、目の前で誰かがクラッシュする……」
F1モナコGPの予選Q3最終盤、ラストアタックに向けて各車がタイム計測を行なう中、レッドブルのベレスがポルティエでリヤを滑らせクラッシュ。すぐさまイエローフラッグが振られたが、続いてアタックしていたフェラーリのカルロス・サインツJr.は、避けきれず止まっていたペレスのマシンと衝突してしまった。
サインツJr.は、イエローフラッグを確認した時には既に衝突が避けられない状態であり、ペレスがコース上のどこで止まっているのかはコース脇の高いウォールに阻まれ見えていなかったと語った。
「ブラインドコーナーのターン7を周って、そこからアクセルを全開に。左側にマシンをやった時にイエローフラッグで出るのが見えた」とサインツJr.は言う。
「それがイエローフロッグと理解した瞬間に、前のマシンがクラッシュしていることに気がついたんだ」
「どこで彼がクラッシュしたかは見えないから、彼がどこでクラッシュしたのか分からないままコーナーに入っていった。それで(気づいた瞬間)僕はとにかくブレーキを踏んだんだ」
「コーナーを周る半径をできるだけ小さくして、なんとか彼を避けようとしたけど、ブレーキを強く踏みすぎて、マシンのリヤで彼に当たってしまった」
「もし回避できていたら、素晴らしい回避になっていただろう。基本的にそれを避ける時間は無かったからね。でもモナコではこういうことも起きるんだ」
クラッシュによりQ3は赤旗終了。各車が最後のタイム計測を完了できずに終わったことで、最終アタック前のタイムシートが予選順位となった。
これにより、Q3序盤にトップタイムを出していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジション。サインツJr.が2番手とフェラーリがフロントロウを独占した。
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