契約延長のペレス「チームとして僕たちは大きな勢いをつけた」僚友フェルスタッペンとの関係が成長の助けに
セルジオ・ペレスはF1第7戦モナコGPで勝利を収めた興奮のなかでレッドブルとの新契約を明かしたが、正式に発表されたのはつい先日の5月31日(火)のことだ。チェッカーフラッグを受けた直後、ペレスは無線で次のようにチームに伝えた。
「契約は早すぎたかもね!」
レース後、ペレスは自身の大胆な発言を詳しく説明しようとはしなかったが、契約が合意に達したのは明らかだった。
「僕たちは双方とも、とても満足している。もうすぐ(新契約が)明らかになるだろう。でも知られているように、ヘルムート(・マルコ)とクリスチャン(・ホーナー)との契約を結ぶのは決して簡単なことではないよ」とペレスはレース後の記者会見で表向きの説明をした。
最終的に31日の午後に契約が発表されると、ペレスは次のように述べた。
「このチームの一員でいられることを誇りに思っているし、今では完全にホームだと感じている。僕たちは一緒に熱心に仕事をしているし、コース内外での僕とマックス(・フェルスタッペン)の関係は、間違いなく僕たちをさらに前進させる助けになっている。チームとして僕たちは大きな勢いをつけてきたし、そのことは今シーズンが示している。それによって僕たち全員が今後どうなるかを見るのがとても楽しみだ」
チームメイトのフェルスタッペンとの関係についてのペレスのコメントは、興味深いものだ。
モナコでの勝利の後、世界選手権でペレスはフェルスタッペンにたった15ポイントのところまで追いついた。フェルスタッペンが1回リタイア(昨年のバクーを覚えているだろうか?)したら、ペレスがチームメイトを抜く可能性もある。ペレスは2022年のタイトル争いにおいて、フェルスタッペンに対抗する最大の挑戦者になるだろうか? そうしたシナリオは彼らの関係を変えるだろうか?
「なぜ変わるんだい?」とフェルスタッペンは尋ねた。
「僕たちはチームとして本当にうまく機能している。僕たちは常にチームのためにマシンと作業を最適化しようとしているし、誰かがいい仕事やより素晴らしい仕事をしたら、そのことを受け入れることができる。それはすごく重要なことだ。なぜならそうして互いに敬意を持っていれば、最後には最高のドライバーが勝つことになるんだ。そうだろう? もちろん僕たちはコース上でいつもベストを尽くしているが、互いに大きな敬意を持っている。そして毎週末チームのために可能な限り多くのポイントを獲得しようとしているんだ」
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