フェルスタッペン、”自力”優勝できたと自信「ルクレールのリタイアはほんの少しだけラッキー」

 

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第8戦アゼルバイジャンGPで優勝したが、仮にレースをリードしていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)がトラブルでリタイアしていなくても、追いつくことができたと確信しているようだ。
 ポールシッターのルクレールはスタートで2番手にポジションを落としたものの、レース序盤にカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がリタイアした際に出されたバーチャルセーフティカー(VSC)中にピットイン。一方のレッドブル勢はこのタイミングでピットに入らなかった。
 これによりアドバンテージを得たルクレールは、レッドブルの2台がピットインを済ませた頃には、13秒のリードで首位を走っていた。
 しかし、ルクレールは20周目にエンジントラブルでリタイア。ライバルが消えたレッドブル勢は悠々ワンツーフィニッシュを飾り、レースペースに優れるフェルスタッペンが優勝した。
 レース後、フェルスタッペンはルクレールに追いつき、自力で逆転するだけのパフォーマンスを持っていたと語った。
「今日、僕たちは信じられないようなペースを持っていたし、タイヤをケアすることもできた。(ルクレールのリードを)少しずつ削って、パスできたはずだ」
「でももちろん、(ルクレールの)リタイアはほんの少しラッキーだったかもしれない」
「それでも今日の僕らのクルマは本当によかったと思う。だから、その差を縮めることができたんだ。その後は、もちろんレースをコントロールした」
「全体的に見て、今日のマシンのバランスには本当に、本当に満足しているよ」
 フェルスタッペンは週末を通し、チームメイトのセルジオ・ペレスを凌ぐ速さを見せられずにいたが、レースに向けてはより良いセットアップを見つけることができたと語り、それが勝利の鍵になったという。
「分からないけど、タイヤの挙動と全体的なグリップが良かった。ここでは、それが本当に重要なんだ。最終的にチームとしてワンツーを達成できて、僕たちにとって本当に良い1日になった」
 通算25勝目をマークしたフェルスタッペンは、チャンピオンシップのリードを拡大。ランキング2番手のペレスを21ポイントリードしている。ランク3番手のルクレールとは、34ポイント差だ。
 また、ペレスがファステストラップを獲得したこともあって、レッドブルはフェラーリに対し80ポイントのリードを築いている。
 
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