ホンダ「マルケスの今年中の復帰は非常に重要」2023年型マシンに意見反映間に合うか?
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2020年に負った右腕骨折に対し、5月末に4度目の手術を受けた。現在は復帰に向けた療養とリハビリ期間となっているが、ホンダとしては年内にサーキットへ復帰してもらいたいようだ。
マルケスの手術はアメリカでも屈指と言われるメイヨー・クリニックで実施。骨を一度切り、軸を合わせる術式が実施され、これは無事に成功した。
彼の回復にかかる期間について、具体的には明らかとなっていない。しかしチームマネージャーのアルベルト・プーチは手術後にマルケスが「手を動かし、アクティブになり始めていた」と語っている。
プーチもマルケスの復帰時期については、まだ医師による最初の術後検査もされていないため、分からないとしている。ただ、2023年型マシンの開発に向けても、シーズン終了までの復帰が重要だとは認めている。
「術後の期間だが、それは骨が固まった時になるだろう」
プーチはDAZNに対してそう語っている。
「骨の接着にどれくらいの時間が掛かるかは皆分かっている」
「重要な点は、合併症などがなく、全てが順調に進んでいることだ」
「(何時復帰が可能になるかは)私も分からない。しかしドクターからは骨が固まり、CTスキャンで問題が無いと分かれば、復帰できると既に言われている」
「彼がシーズン終了までに戻り、バイクをテストできるようになるというのは非常に重要になってくるだろう」
「マシン開発に対して、非常に重要なテストやトレーニングがあるんだ」
なお2022年中のテストだが、最終戦バレンシアGP終了後に1日のみテスト日程が組まれているだけで、例年行なわれていたヘレステストは開催されない予定だ。
マルケスが今年中に復帰できなかった場合、次のテストは2月のプレシーズンテストまで待つことになる。
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