アストンマーチンに追い風吹く……サウジアラビア政府系ファンドが主要株主に。総額1兆円規模の資金調達予定

 

 アストンマーチン・ラゴンダ・ホールディングス(以下アストンマーチン)は、サウジアラビア公共投資ファンド(PIF)から新たに「エクイティファイナンス(新株発行による資金調達)と戦略的投資」を受ける計画を発表した。
 アストンマーチンは過去1年間、財政逼迫と負債、株価の下落による打撃を受けてきた。
 ストロールがメルセデスAMGからヘッドハンティングし、2020年8月からCEOを務めてきたトビアス・モアーズは今年5月に退任。元フェラーリCEOでアストンマーチンの非常勤取締役だったアメデオ・フェリーサに交代した。
 今回アストンマーチンに投資を行なうPIFは、アストンマーチンF1チームのタイトルスポンサーを務める同国の国営石油企業アラムコのオーナー。その他にも、ボーイングやディズニー、シティコープ、メタ、BP、マリオット、Uber、任天堂、トタルなど、様々な有名企業の株式を保有している。
 2021年7月、PIFはマクラーレングループの主要株主となり、グループの組織再編成の一端を担った。その他にもPIFはプレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドや、物議を醸したゴルフの新リーグ「LIV」も所有している。
 アストンマーチンは、メルセデス・ベンツを含む既存株主からの追加資金調達もあり、総額6億5300万ポンド(約1兆72億2300万円)を調達する予定。PIFは17%の株式を所有することとなり第2位の株主となる。
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