ライコネン、NASCAR参戦に向けて準備は完璧?「これまでのところ、とても順調だ」

 

 8月21日にワトキンスグレンで行なわれるNASCARカップ・シリーズにスポット参戦することが決まっているキミ・ライコネンは、このレースに向けたテストをバージニア・インターナショナル・スピードウェイで実施。このテストを行なったことで、より良い準備を整えることができたと語った。
 トラックハウス・レーシングは、NASCARの認知度を高めるため、国際的に有名なドライバーを走らせるプロジェクト91を推進している。その一環としてワトキンスグレンでは、ライコネンがマシンを走らせることになっている。
 そのライコネンはこのNASCARカップ・シリーズへの参戦に向けてテスト。その感想を次のように語った。
「このマシンと比較できるようなモノは何もないけど、レースで走らせるマシンと全く同じではないとはいえ、何周か走れたのは良かったと思う」
「ラップをただ重ね、楽しむだけでもとても有益だった。マシンがどう機能しているかを知るために、ロングランをやった。だからきっと、レースの週末に、プラクティスに臨むのがより楽になるだろう」
「もちろん、2011年にカップカーを走らせた経験が少しある。でも今回のマシンは新世代のマシンで、ずっと良くなっている。多かれ少なかれ、僕が期待していた通りのモノだと思う。事前にシミュレータで試していたから、事前の知識はある程度あった。だから大丈夫だ。しかも、実際のマシンと同じことが起きるんだ。タイヤが熱くなると、より滑るようになるんだ」
「これまでのところはとても順調だよ」
 ライコネンにとっては、ワトキンスグレンでのレースは、昨年のF1最終戦アブダビGP以来の実戦ということになる。そのため、テストに関する厳しい規則があるなか、可能な限りピットストップの練習も行なったようだ。
「おそらく50周くらいは走っただろう」
 ライコネンはテストについてそう語った。
「今回のテストとシミュレータがなければ、20分のプラクティスにいきなり挑み、その後予選に挑むことになっただろう。そうなれば、はるかに難しい状況だったはずだ」
「少なくとも、できる限りの準備をした。NASCARが周回することを許可してくれたおかげで、ベストを尽くすことができた。その結果、どうなるのか見てみよう。このコースは、僕にとっては初めてのコースだ。だから学ぶ必要がある。だから僕らの可能性がどんなモノか見ていくつもりだ」
「チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、本当に良い人たちだ。マシンに乗るのは楽しかった」
「前回F1でレースした時以来、レースカーをドライブしてこなかった。だから楽しかったし、レースである程度良い結果を得られることを願っている」
 
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