成績低迷で売却などの噂が流れたハースF1。代表は「オーナーはチームを手放すつもりはない」と明言
ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ハースのチームオーナーであるジーン・ハースはF1に全力を注いており、チームを売却するつもりはないと語った。
ここ数シーズン、ハースのF1での成績は振るわず、苦境に立たされているチームをたたむか、所有者が変わるのではないかという噂が流れた。昨年、マイケル・アンドレッティはアルファロメオF1の買収に失敗したあとハースに何度も買収の話を持ちかけたが、無駄だったと明かしている。
2021年のハースは苦戦し、ポイントを獲得できなかったものの、チームは生き残って今年も戦っているだけでなく、F1のレギュレーション変更を利用してパフォーマンスのレベルを大幅に向上させた。
シュタイナーは『RacingNews365』の最新のポッドキャストで、「ハースが売りに出されたとか、ハースが破産したとか、多くの人々から多くの噂が流れた。だが決して破産するという問題はなかった」と語った。
「2020年にジーンは、新しいレギュレーションが何をもたらすのかを知りたがっていた。主に新しい予算制限と分配金を伴う財務レギュレーションについてだ」
「それが決まるとすぐに彼は全力を傾け、チームに対して今もそうしている」
「F1チームを買収したい人は大勢いるので、(もしジーン・ハースがチームを売却したら)チームを引き継ぐことに関心がないわけではないだろう。だが今のところジーンは(売却に)興味がない。彼はこのチームを手放したくないのだ」
ハースは現在34ポイントを獲得し、コンストラクターズランキングで7位につけている。6位のアルファロメオとは17ポイント差だ。シュタイナーは、2022年シーズンの後半に“いい走り”ができれば、チームにはアルファロメオから6位を奪い取るチャンスがあると考えている。
「今年は中団勢を予想するのが難しい。レースごとに誰かが先頭に立ち、誰かが最後尾にいる」
「願わくば7位を守るためにもっとポイントを獲得したい。もしいい走りができれば、6位を狙えるだろう」
「非常に難しいだろう。でも何かを目指さなければ、達成できない。運よくこのようなポジションにつくことはできないと私は常に言ってきた。だから確実に、まず第一に7位を守り、第二に6位を狙う」
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