シューマッハー、F1ドライバーに向けられる批判の早さを非難「事実を理解してから時間をかけて判断してほしい」
ハースF1のミック・シューマッハーは、F1ドライバーに向けられる批判の早さに苦言を呈している。
今季F1参戦2年目を迎えたシューマッハーは、サウジアラビアGP予選で大クラッシュを喫し、決勝レースを欠場。マイアミGPではセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)と接触し、モナコGPでは2度目の大クラッシュを喫した。
急遽参戦となったチームメイトのケビン・マグヌッセンが、対照的に開幕戦から目覚ましい成績を記録していたこともあり、シューマッハーはシーズン序盤に批判を浴びることとなった。
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しかしシューマッハーは、徐々にパフォーマンスを改善。カナダGPでは予選自己最高位となる6番手を獲得。同レースではマシントラブルによりリタイアを喫したものの、その後のイギリスGPとオーストリアGPではポイントを獲得した。
ただ彼はシーズン序盤に向けられた批判を忘れてはいない。
「ある意味、みんな見出しを作ることに集中している」
シューマッハーは、サマーブレイク前に行なわれたmotorsport.comのインタビューでそう語った。
「みんなお金を稼ぐ必要があることは理解しているし、彼らにもやることがある。でもその一方で、みんながもっと時間をかけて、ちゃんと事実を積み上げていってくれたら僕は嬉しいな」
上記に挙げたアクシデントはドライバーエラーによるモノだが、スペインGPのようにシューマッハーに非のないアクシデントでも、状況を把握せずにとにかく非難が向けられるということもある。
しかしシューマッハーは、いわれのない非難が浴びせられた際も、前を向く術を心得ていると語る。
「もう僕はそういうことを振り返ったりしないし、思い出したりもしない」と彼は言う。
「僕の焦点はそこじゃない。僕がただベストを尽くせば……いつも僕が発揮してきたベストなら、十分なパフォーマンスになるはずだ。FIA …読み続ける
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