アルボン、ウイリアムズF1に「試行錯誤」をする余裕はないと語る。ドライバーのフィードバックが大きく影響
アレクサンダー・アルボンは、自身がかつて所属していたレッドブルとは異なり、ウイリアムズには開発プログラムやアップグレードに「試行錯誤」している余裕はないと述べている。
アルボンは2019年半ばから2020年末までレッドブルでレギュラードライバーを務めていた。だが2020年限りでシートを失い、2021年はチームのリザーブドライバーに就任。その後26歳のアルボンは昨年末にウイリアムズに加入してグリッド復帰を果たした。今季はFW44の競争力が不足しているため、これまでのところ2回の入賞を果たすにとどまっている。
アルボンによると、F1の予算制限を考慮しても、ウイリアムズとレッドブルは必然的にまったく異なる財務および経営管理を行っているという。
「今は予算制限が導入されたことで明らかに厳しいことになっているし、レッドブルがどうやっているのかは分からない。でもより厳選されたもの、つまり僕たちが持ち込んだ各アップデートの背後にある考えについて、報告を返さなければならない」とアルボンは説明した。
「マシンをアップグレードするのに時間やお金を無駄使いすることはできない。その点で、ドライバーである僕たちはかなり大きな影響を与えることができると思う。試行錯誤するとかいう場合ではないんだ」
ウイリアムズとレッドブルには財政的な隔たりがあるものの、アルボンは仕事のやり方は「それでも似ている」と語っている。アルボンは実際のところ、レッドブルに比べて小規模なウイリアムズの運営を気に入っているという。
「もちろんここには少し家族的な雰囲気がある。スタッフともより親密に仕事をするし、僕は楽しんでいるよ。もちろんポジションは違うけれどね」
「トップチームがやっているような、毎週末のアップデートはない。コントロールできるそれぞれの細かい部分を使い、最大限に活用することが重要なんだ。戦略からタイヤ、セットアップまですべてのことに目を向けている」
「僕たちにはマシンがあるが、アップグレードはそう頻繁には行われない。だから常にこつこつ取り組んでいる」
「僕たちにとってのいい週末とは、すべての小さなピースを正しくはめることにある。アップデートが頻繁にできないので、細部にさらにこだわるという感じだ」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです