マルケス「限界まで攻めることができた」タイ初日の好調ぶり、最強帰還の兆候か
MotoGP第17戦タイGPの初日フリー走行を総合4番手と上位で終えたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)だが、状態は日本GPよりも更に良くなってきているという。
マルケスは5月末に右腕骨折の治療のため、4度目の手術を受けた。そこから第15戦アラゴンGPで復帰を果たすと、いきなり3連戦を戦っている。
マルケスは骨こそきちんと癒合しているものの、フィジカルコンディションがまだ完調ではないと認めている。ドライコンディションでは負荷が増えるため、雨の方が楽といった発言もあったが、タイGPは予報が外れて初日はドライコンディションで行なわれた。
そのタイGP初日、マルケスはFP1でトップタイムを記録するスタートを切ると、FP2では序盤に小さな転倒があったものの、最終的に総合4番手タイムをマーク。ドライコンディションでも速さがあることを見せつけてきた。
走行後、マルケスは右腕の感触はFP1でアタックを掛けるだけの”十分な良さ”があったと感じられたと言及。ライディングスタイルがより自然なものへ、どんどんと戻って来ているという。
「ああ、今日はチームにこう言ったんだ。『今日、僕はたくさんの“生命”を使った。18歳や19歳のようだった』とね」
マルケスはそう語る。
「フリー走行では全てのラップでプッシュしていた。問題は、それが過去2年間はできていなかったことだ。その裏には、全てのラップでプッシュしていたら、日曜日を良い形で迎えられなかったということがある」
「今はOKだ。日曜日にベストパフォーマンスではないかもしれないけど、それは筋肉が足りていないからなんだ。痛いからじゃない。だから今日は攻めた」
「FP1から攻めたよ。FP2ではクラッシュもあったけど、あれは馬鹿なミスだった」
「でも、FPで攻めて限界を見つけるのは僕のやり方だ。FP1では多くのミスもあったけど、適切なポジションを見つけるためなんだ」
「そして、FP2では既に一貫性があった。もちろん、まだ以前のライディングスタイルと全く同じにはなっていないけど、どんどん良くなってきている」
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