マックス・フェルスタッペン、2年連続のF1チャンピオンに! ホンダ”印”のRB18と共に総合優勝

 

 鈴鹿サーキットで行なわれたF1第18戦日本GPで、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2022年のドライバーズタイトルを獲得。2021年から連覇を果たした。
 フェルスタッペンは今シーズン、フェラーリのシャルル・ルクレールと序盤から激しく競り合ってきたが、中盤戦以降はライバルを突き放してチャンピオン争いをリード。第17戦シンガポールGPからはタイトル獲得に王手をかけた状態となっていた。
 第18戦日本GPではフェルスタッペンが優勝した場合、ルクレールのフィニッシュ位置次第(3位以下)で戴冠がありうるという条件だった。
 そして、決勝レースは雨による赤旗中断を挟みつつも、無事に実施され、29周で成立。フェルスタッペンは独走優勝を果たした。
 注目のルクレールのポジションだが、彼は最終ラップまでセルジオ・ペレス(レッドブル)と2位を巡ってバトルを続けていた。
 そして、ルクレールは2番手でフィニッシュし、ペレスが3番手フィニッシュとなった。
 しかしルクレールは最終ラップのシケインでオーバーラン。この件は審議が行なわれ、コースオフによりアドバンテージを得ていたと判断されたルクレールには5秒のタイムペナルティが決定。ペレスが2位、ルクレールが3位となり、フェルスタッペンの2年連続F1王者が決定した。
 なおタイトル獲得を巡っては一時は混乱もあった。レギュレーションでは悪天候などによりレースが中断されたまま終了した場合、走行した距離によって付与されるポイントが異なってくるためだ。
 ただ、今回は悪天候による赤旗中断後、レースが再開されそのまま完了したことで、フルポイント付与となったため、フェルスタッペンの戴冠が決まったという事情だと思われる。
 2021年はホンダによるパワーユニット供給最終年に、最終戦でルイス・ハミルトン(メルセデス)との劇的なバトルを制して初チャンピオンとなったが、2022年は4レースを残してのチャンピオン決定となった。
 なおホンダは今年もHRC(ホンダ・レーシング)としてレッドブルのPU供給に協力しており、日本GPからは車体に『HONDA』ロゴも掲出。そのホンダの母国戦での戴冠はこれ以上無い結果となったと言えるだろう。
 
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