LCRホンダの中上貴晶は、自身のSNSへの投稿でMotoGPの今季最終戦バレンシアGPでレースへ復帰すると明らかにした。
　中上は第15戦アラゴンGPでマルク・マルケス（レプソル・ホンダ）と接触があり転倒してしまった。その結果右手小指と薬指を負傷し、腱の手術を受けることになった。
　MotoGPは当時アラゴンGPから続く3連戦の真っ只中であり、3年ぶりの開催となる日本GPも次戦に予定されていた。中上は術後間もないことから出場が危ぶまれていたが、決勝レースまで走り切って母国ファンに勇姿を見せた。
　ただ、日本GP終了後に右手の怪我の状態が悪化していることを明かし、結果的に再手術が決定。タイ、オーストラリア、マレーシアと3戦を欠場しなくてはならなくなった。
　MotoGPの2022年シーズンはすでに残すところ最終戦バレンシアGPのみという状況で、中上がシーズン中に復帰できるのかファンもやきもきする状況にあったが、10月31日に中上はSNSでバレンシアGPでの復帰を表明した。
　投稿で中上は「最終戦バレンシアGPに復帰します！ …読み続ける