サインツJr.主張「予選で赤旗や黄旗の原因となったドライバーにはペナルティを出すべき」。フェルスタッペンのチームオーダー拒否もそれが遠因?

 

 F1では、予選でクラッシュして赤旗中断や黄旗の原因となるなどしたドライバーに何らかの罰則を科すというレギュレーションはない。これについてフェラーリのカルロス・サインツJr.は疑問を感じており、赤旗や黄旗の原因となったドライバーには、ペナルティを科すべきだとの考えを打ち出している。
 F1の予選でクラッシュした際、そのドライバーが逆に恩恵を受けることがある。例えばトップタイムを記録した直後にクラッシュすれば、他のドライバーがタイムアタックするチャンスを奪うことになり、自身がポールポジションなど好結果を手にできるわけだ。
 先日行なわれたサンパウロGPの予選でも、予選Q3で各車が1回目のタイムアタックを終えた直後、メルセデスのジョージ・ラッセルがコースオフしてサンドトラップにスタックし、赤旗中断。その間に雨脚が強くなり、他車がタイムを更新するチャンスが潰えた。
 また今年のモナコGPでは、予選Q3でセルジオ・ペレス(レッドブル)がクラッシュし、そこにサインツJr.が突っ込んでしまったことで赤旗中断となり、そのままセッション終了。ペレスのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンがタイムを更新するチャンスを失った。これによりペレスが予選3番手、フェルスタッペンは4番手となった。フェルスタッペンがこの時のペレスのクラッシュが故意だと信じているという情報があり、これがサンパウロGPでフェルスタッペンがチームオーダーを無視した原因なのではないかという話もまことしやかに囁かれている。
 またこのモナコGPの併催として行なわれたFIA …読み続ける

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