アストンマーティンF1のアロンソ「AMR23はうまくパッケージングされた効率的なマシン」トップ3に近づくことを目指す
アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム(AMF1)は、2月13日(月)、イギリス・シルバーストンの新社屋で、2023年型F1マシン『AMR23』の発表会を開催、新加入したフェルナンド・アロンソが登場した。アロンソは、チームの可能性を信じており、ニューマシンは素晴らしいパフォーマンスを発揮するはずだと、非常にポジティブな発言を行った。
2005年、2006年のF1チャンピオンであるアロンソは、2018年でいったんF1から離れた後、2021年にアルピーヌから復帰を果たし、今年、アストンマーティンに移籍した。現在41歳のアロンソだが、復帰シーズンには3位表彰台、2022年には予選2番手を獲得するなど、パフォーマンスにいまだ衰えはない。
「僕は常々、AMF1には野心が感じられると言ってきた。この新しいファクトリーでマシンを披露する日を迎え、この組織の中心にある野心と決意の大きさを、誰もが感じていると思う」とアロンソ。
「そして重要なのはこのマシンだ。AMR23は非常にうまくパッケージングされ、極めて効率的なマシンに仕上がっているように思える。昨年型のマシンに初めて乗った時には、うれしい驚きを感じた。たくさんのパフォーマンスを備えていると思うので、皆で協力し合って、それをしっかり引き出したい。活動を開始するのが待ちきれないよ」
「F1には投資が必要であり、才能も必要だ。僕たちには投資も、設備も、才能もある。残念ながら僕はもう20歳ではないけれど、チームを助けるためにベストを尽くす」
「『今年僕たちは優勝争いができる』と言うことはできない。そう言えば嘘になるだろう。でも最初から優れたマシンでシーズンをスタートできれば、シーズン後半には上位に近づくことができる。機会が訪れたときには、それを絶対に逃さない」
「F1には奇跡はないということを知っておく必要がある。たった一年や数カ月では、トップチームとの大きなギャップを縮めることは難しい。でも僕たちは絶対に、中団を離れて、トップ3チームに近づいていかなければならない。今年一番重要なのは、将来のアストンマーティンのマシンを開発していくためのベースラインをしっかり築くことだ」
24歳にしてF1での7年目を迎えるランス・ストロールも、2023年型マシンに大きな期待を示している。
「AMR23には、パッケージングや空力に関して、新しいアイデアやアグレッシブな取り組みが見られる。F1新ルールの2年目を迎えるにあたり、それが大きな助けになるはずだ」
「フェルナンドと一緒に仕事をするのがとても楽しみだよ。彼とは昔から仲良くしているから、一緒にレースができるなんてとてもうれしい」
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