F1新車”雑感”解説2023「アルピーヌA523」キープコンセプトでマシン洗練、マシン後部に多くの工夫
アルピーヌは2023年シーズンを戦うF1マシン『A523』を発表した。エステバン・オコンとピエール・ガスリーのフレンチコンビで、トップ3チームとの差を縮めようとしているが、そのマシンはまさに正常進化といっていいだろう。
アルピーヌは昨シーズン途中に、マシンをアップデートしサイドポンツーンを大幅に変更。内側を凹ませることで空気の通り道を確保し、サイドポンツーンのショルダー部分は、内側を通る気流を導くガイドのように壁を作った。
しかしリヤエンドに向けてサイドポンツーンは後傾しており、フェラーリのようなバスタブ型というよりは、レッドブルのように気流を下方向、つまりリヤタイヤの内側に向けて流すようなダウンウォッシュ型としていた。
今季のマシンA523もこのコンセプトを踏襲。マシンを側面から見ると違いが一見分からないほど、昨年と近い形状となっている。
しかし当然ながら全く同じというわけではなく、サイドポンツーン下部の絞り込みは激しくなっている上、サイドポンツーン上部の凹みはより深くはっきりと作られている。マシン後部に送る気流を増やし、より効率よくダウンフォースを得ようとしていることが分かる。
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