MotoGPに参戦するレプソル・ホンダは、2月22日に2023年シーズンに向けたチームローンチイベントを実施。新カラーのマシンがライダーと共にお披露目された。
　ホンダは2019年シーズンにマルク・マルケスと共にライダー、コンストラクター、チームの3冠を達成して以来、王座からは遠のいてしまっている。
　今シーズン、ホンダはスズキから2020年王者であるジョアン・ミルを獲得。また元スズキのテクニカルマネージャーである河内健も獲得するなど、体制の強化に努めている。
　不安要素は2020年に右腕を骨折し、長くその影響に苦しめられてきたマルケスの体調だろう。ただ、昨年5月末に4回目の手術を受け、現在では体調は万全だと彼はコメントを寄せているため、新シーズンではかつてのような走りを見られるかもしれない。
「今年のバイクもかっこいいね！　ポルトガル・テストでレプソル・ホンダ・チームのフルカラーリングで走ることを本当に楽しみにしている」
　マルケスはホンダの発表に際し、そうコメントを寄せている。
「長い間、僕とチームと共に歩んできたレプソルファミリーのみんなと一緒にここに来られるのはすばらしいことだ。ポルティマオでのテストは、やるべきことがいくつかあるから、重要なテストになってくるけど、エンジニアたちも日本で懸命に取り組んでくれている」
「このまま仕事を続けて、今シーズンをスタートさせたいと思っている。体調も万全で、レースが待ちきれないよ」
　またスズキからの移籍となるミルは、伝統のレプソルカラーを纏うことへの喜びを語り、良い結果を出すために集中していきたいと意気込みを見せた。
「初めてレプソル・ホンダのチームカラーを身にまとい、最新型のHonda …読み続ける