デ・フリーズ、アルファタウリでの初陣は最後尾から。予選Q1敗退の原因は「タイヤを思い通り扱えなかったから」

 

 バーレーンで開幕した2023年シーズンのF1。今年から初のF1フル参戦となるアルファタウリのニック・デ・フリーズは、バーレーンGP予選で19番手と、決勝レースを最後尾から迎えることとなった。
 チームメイトの角田裕毅は予選Q2へ進出し14番手グリッドを獲得。Q1でのタイムを比較しても、角田が1分31秒400をマークしたのに対してデ・フリーズは1分32秒121と、0.721秒もの差がついた。
 この結果についてデ・フリーズは、Q1のラストアタックに向けてタイヤを充分に温められなかったことが原因だと語っている。
「Q1での最終アタックに全てがかかっていた」
 デ・フリーズはそう予選を振り返った。
「路面の改善度合いは非常に大きくて、特に中団グループにいる場合は小さな差が大きな差を生むから、最後のアタックをしっかりとやり遂げる必要があった」
「ミスを除けば計測1回目はいい感じだったし、計測2回目もそこそこといった感じだった。でも残念ながら、最後の計測のスタートでタイヤを思い通りに温めることができなかった。ターン1とターン2の出口でリヤを滑らせて、後手に回ってしまった」
「これだけ(タイム差が)タイトだと、それだけでノックアウトとなってしまうんだ」
 そしてデ・フリーズは次のように続ける。
「限界に挑戦するということは、どんなクルマでも難しいことだ」
「でも他のマシンと同じように自分たちにも改善すべき点があることは理解している。でもそれぞれの計測ラップが重要で、路面の改善、アウトラップやタイヤ温度のマネジメントという面ではトラフィックの問題がある」
「そして実際に行なうのはもっと難しく、中団グループでは差がつくんだ」

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