アルボン&ウイリアムズ、10位入賞で好スタート切る。「アストンもいいけど、僕らも素晴らしい仕事をした」とチームを称賛
F1開幕戦バーレーンGPが行なわれ、ウイリアムズはアレクサンダー・アルボンが10位入賞を達成。開幕戦からポイント獲得という幸先の良いスタートとなっており、アルボンも昨年からの進歩を嬉しく思っていると語った。
アルボンは決勝レースを15番手からスタートし、12番手までポジションをアップ。その後は最初のタイヤ交換が終わるタイミングでは11番手と、ポイント獲得圏内に近づいた。
その後アルボンは角田裕毅(アルファタウリ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)らとポイントを争う形になり、アルボンはガスリーにこそ追い抜きを許してしまったが、角田との10位争いは直後にまで迫られても直線スピードを活かしてポジションを堅守。最後まで守りきって貴重な1ポイントを持ち帰った。
レース後アルボンはポイント獲得でシーズンを始められたことを嬉しく思っていると語る。
「こうして特に低ダウンフォースで走っていると、いっそう難しくなる。だからこの状況で、こうしたペースを発揮できたのは凄く嬉しいよ」
「もちろん、皆が表彰台にあがったアストンマーチンを見て、彼らが成し遂げた前進について考えていると思う。でも、僕らも昨年から今年にかけて、素晴らしい仕事をしたと言うべきだ。最初のレースでポイントを獲得できた」
ウイリアムズの直線スピードには、彼を追いかけていた角田も「速すぎた」とコメントしていた。
アルボンはその直線スピードの優位性について話が及んだ際には「それは本当のことだね。彼らも低ダウンフォースのクルマに乗る必要があるよ!」と語っていた。
昨年はランキング最下位に終わったウイリアムズ。今シーズンは昨年よりもコンスタントにポイントを狙って行けると思うかという問いに、アルボンは「僕はそう信じている」と答え、以下のように続けた。
「このレース前だったら、そうは言わなかっただろうけど、ここから先は誰にも分からない。僕たちは予選では蚊帳の外だったんだ」
「僕の見解になるけど、僕らはより上位で予選を終えるべきだった。そうすれば、今日のレースはもっと楽になっていたはずだ。でも、それも進歩だ」
「過剰に楽観的にはなりたくないけど、逆に言えば今後の数レースに向けて背中を推してくれるモノを手に入れた、ということでもあるんだ」
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