オーストラリアで12年ぶりの勝利を狙うレッドブルF1「正面から取り組み一貫性を保つだけ」とフェルスタッペン
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ふたつの要素があるミッションを背負ってオーストラリアのメルボルンへ向かう。今シーズン2勝目を挙げて、2011年以来アルバートパークで優勝できていないレッドブルを、表彰台の最上段に戻すのだ。
前戦サウジアラビアGPの予選でドライブシャフトが故障したことで、フェルスタッペンは後方から挽回しなければならなかった。彼は2番手まで追い上げたものの、チームメイトのセルジオ・ペレスに追いつくことはできなかった。
そのためフェルスタッペンは、今週末にチャンピオンシップの首位の座から、ペレスとのわずかな差を広げたいと強く思っている。しかしながら、特にメルボルンでの10年以上にわたるレッドブルの成績不振を考えると、統計はフェルスタッペンの味方にはなっていない。
「オーストラリアにまた行くことを楽しみにしている。いつも素晴らしいところだし、メルボルンを束の間体験できる。レースの点では、ここ何年も僕たちとは相性がいいわけではないけれどね」とフェルスタッペンは認めている。
「ここは何カ所か高速コーナーがある最高のコースだし、僕はここでのドライビングを楽しんでいる。だから今週末はいいレースができるよう願っている」
「正面から取り組み、一貫性を保つ必要があるだけだ。チームとしては2011年から優勝できていないから、どうなるかやってみようじゃないか」
レッドブル・レーシングのもう一方のガレージでは、ジェッダでの完璧なパフォーマンスに鼓舞されたペレスが週末を迎えることになる。彼はジェッダで、F1キャリアで5回目の優勝を果たした。
「ジェッダでのチームと僕たちのパフォーマンスを心から誇りに思った」とペレスはチームのオーストラリアGPプレビューで語った。
「完璧な週末を過ごせたが、それは今シーズンの僕の目標のひとつだった。3日間を通して一貫性を保つことがね」
「でも今シーズンはまだ2レースが終わっただけだ。この素晴らしいシーズンスタートが続くようにプッシュを続けなければならない」
「バーレーンとサウジは互いにまったく異なるコースだし、オーストラリアは僕たちとこのマシンにとって新たな挑戦になるだろう。僕たちには素晴らしいペースがあるし、信頼性を確保するためにともに懸命な作業を行っている。2023年のスタートは楽しいものだが、高いレベルを維持しなければ話にならない」
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