ルクレール予選7番手「雨を予想して準備ラップを入れなかったのは失敗だった」フェラーリ/F1第3戦
2023年F1オーストラリアGPの土曜予選で、フェラーリのシャルル・ルクレールは7番手、カルロス・サインツは5番手だった。フェラーリは、ふたりのQ3について次のように説明している。
「シャルルの(Q3)セカンドランについては、残り時間が非常に少なかったため、準備ラップを入れないことで意見が一致していた。カルロスは準備ラップでトラフィックに遭い、大幅に減速しなければならず、タイヤの温度が低下した。その影響でターン1でコンマ数秒を失った」
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 13番手(1分18秒691:ソフトタイヤ/28周)
予選 7番手(Q1=11番手1分18秒218:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分17秒390:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分17秒369:ソフトタイヤ)
ベストな予選にはならなかった。Q3は最後のラップでうまくまとめられる自信があったけれど、準備ラップを走らなかったため計画どおりに進まず、タイムを失ってしまった。今後に向けてチームとして改善していきたいと思う。
様々なセットアップを試してきたし、レースペースにも取り組んできた。明日はもう少し上のポジションを争うことを楽しみにしている。
(予選後の会見で語り)いつもならQ3ですべてをうまくまとめることができるのだが、今回はQ3の2回目のランの際に、僕たちは雨が降ると考え、1周の準備ラップを入れずに走った。つまりすぐにプッシュしなければならず、それがタイヤの面で良くなかった。さらに、セクター1ではずっとカルロスの後ろを走ることになった。それによってかなりロスしたので、チームとしてこの件について考えたい。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP3 7番手(1分18秒127:ソフトタイヤ/29周)
予選 5番手(Q1=7番手1分17秒928:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分17秒349:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分17秒270:ソフトタイヤ)
今日の予選では確かなペースがあった。でも残念なことに、最後のランの準備ラップで他のマシンとの間でちょっとした混乱があり、そのせいでターン1でコンマ数秒を失ってしまった。ターン1に差し掛かったときには、タイヤがすっかり冷えてしまっていたんだ。
この週末は様々なセットアップに取り組んできたので、明日のレースでもやれるだけのことをやってみるよ。簡単にはいかないだろうけど、このグリッドからポジションアップを狙い、いい結果を持ち帰りたい。
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