ノリスが運転免許試験に落ちた過去を赤裸々に告白。現在でも「F1より一般道を走るほうが怖い」
マクラーレンF1のランド・ノリスは、出演した番組で運転免許試験に落ちた過去を告白し、今でも一般道を運転することは好きではないと明かした。
F1に参戦するために必要なスーパーライセンスは、国際A級ドライバーのなかでも一握りの者にしか与えられない、いわば究極のドライビングライセンスだ。しかし、そんなスーパーライセンスを持つF1ドライバーのなかにも、いたって普通の運転免許試験に失敗したものがいる。ノリスはそんなちょっと不名誉な過去を、出演したポッドキャスト番組『Made With Love』で明かした。
ノリスは運転免許試験に落ちたときのことを振り返り、「人生でこんなに悲しかったことはない」と自嘲気味に語った。彼の告白に番組ホストを務める東京五輪高飛び込み金メダリストのトム・デイリーが笑うと、ノリスは「最初の1回だけだよ!」と慌てて弁解を続けた。
彼の名誉のために補足しておくと、彼が失敗したのは実技ではなく学科試験でのことだ。「そのときはもっと勉強ができるようになりたいと思ったし、同時にかなりつらい思いもしたよ」と、当時をノリスは回想する。
実は運転免許はF1ドライバーになるためにも必要で、2016年からスーパーライセンスの発給条件に有効な免許証を保持していることが追加されている。「2回目の試験と実技は簡単に合格した」というノリスは、最終的には無事にこの要件を満たすことができたようだ。
とはいえ、いまだに一般道の運転は好きではないというノリス。それはこの苦い過去とは無関係で、公道はサーキット以上に危険だと考えているからだと、彼はその理由を説明した。
「F1より一般道を走るほうが怖いと思う。反対向きに走ってくる人がたくさんいるし、ほとんどの人が免許を持っちゃいけないんじゃないかと思うくらいだよ」
「周りの人を信用できない公道の方が怖いんだ。サーキットにいるときは、もっとリラックスできるし、安全だと感じるよ」
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