フォーミュラEのベルリン戦は予測不可能? ハンコックタイヤの扱いで”ドツボ”にハマる可能性も

 

 フォーミュラEの第7・8戦ベルリンePrixは、テンペルホーフ空港跡地に作られたコースでレースが行なわれる。フラットで走りやすい一方で、タイヤへの攻撃性が高い路面となっているため、タイヤの扱いに苦労する可能性をドライバーは指摘している。
 今季から、フォーミュラEのタイヤサプライヤーはミシュランからハンコックに変更されている。ドライバーの中には、ハンコックのタイヤはミシュランほどグリップが高くないという意見もある。
 ミシュランタイヤ時代はオーバーヒートしやすい傾向があったベルリンePrixで、ハンコックタイヤがどんな反応を見せるか、懸念しているドライバーもいるようだ。
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 前戦サンパウロで優勝したミッチ・エバンス(ジャガー)は、この週末各チームはタイヤを使いこなすために多くの”推測”をすることになるだろうと考えている。
「ここは路面がちょっと特殊だから、毎年来るたびにタイヤをウインドウに入れる(機能させる)のが難しいんだ」
「正直なところ、ちょっとした推測になるだろう。タイヤはミシュランよりもずっと硬くなっているから、この路面が良い方向に働くか、悪い方に働くかは分からない」
「いずれにしても、タフなレースになるだろう」
 テンペルホーフ空港のサーキットは、フォーミュラEのカレンダーの中でも最も多く使用されているコースだと言える。ベルリンの市街地コースでレースが行なわれた2016年を除き、フォーミュラEは初年度から毎年このコースでレースを行なっており、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2020年には、計6レースをこのコースで実施している。
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